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PC向けにリリースされているMMOスペースシム"Star Citizen / スターシチズン"を語るブログです。

Star Citizen 初心者ガイド : 8. おすすめCCUs機体|In Deep Space

Star Citizen 初心者ガイド : 8. おすすめCCUs機体

Aurora、Mustangって弱すぎるんじゃね?

この記事を読んでいる多くの人がスターターとしてAurora MRかMustang Alphaを買ってStar Citizenの世界へ飛び込んだことだろうと思う。
体験してもらったことで分かると思うが、両機体ともあまり強くない。

Aurora MRは速度がかなり遅く、Size1の武器が2門と非力で戦闘には非常に厳しい。
Mustangは速度は速めでSize2武器を装備しているので、Auroraほど弱くはない。
だが、寝ることで安全にログアウトできるベッドがない上に、配達ミッションで渡される手荷物を機内に置けないため、配達ミッションはクリアできない。
このようにいろいろ制約がある。

そうだ!ゲーム内で新しい船を買おう!!

そこでもっと強い機体が欲しくなるだろう。
Alpha 3.3アップデートでゲーム内マネーでの機体購入が実装されたので、お金をためて新しい機体を購入したいと思うかもしれない。
だがこれは現時点では現実的ではない。
以下に理由を挙げる。

1. 収入に対しての機体価格が非常に高い。

現在、ゲーム内で稼げる手段はミッションのクリア報酬、採掘した鉱石を売却、交易、以上の三つである。
使用する船にもよるが、効率よくプレイして概ね15分1,000aUEC前後の収入だろう。
機体はLevskiとLorvilleで販売されている。
種類はそれなりにあるが問題はその価格である。

  • Cyclone (26,500aUEC)
  • Dragonfly Black (74,800 aUEC)
  • Dragonfly Yellowjacket (74,800 aUEC)
  • Aurora LX (220,900 aUEC)
  • Aurora LN (367,200 aUEC)
  • Aurora CL (496,700 aUEC)
  • Mustang Beta (391,900 aUEC)
  • 85X Limited (616,000 aUEC)
  • M50 Interceptor (700,900 aUEC)
  • Buccaneer (1,128,700 aUEC)
  • F7C Hornet (1,496,000 aUEC)
  • Cutlass Black (1,552,000 aUEC)
  • Prospector (1,620,750 aUEC)
  • Prospector (1,620,750 aUEC)
  • Constellation Phoenix (6,140,800 aUEC)
  • Hammerhead (21,429,600 aUEC)

このように非常に高い。これだけでも厳しいが次の問題とのコンボがある。

2. パッチが当たるたびにデータワイプされる。

四半期ごとのアップデートでは必ずワイプ、バグ修正のマイクロパッチが出た時にもデータがワイプされる可能性がある。
苦労して稼いだ資金や購入した機体や武器、コンポーネントは初期状態にリセットされる。→稼ぐ意味がない

稼ぐのが厳しい上にこの仕打ちであるためリアルマネーで買った船以外を維持するのは困難である。

どうすりゃいいんだ・・・

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では他に取りうる選択として、潔く諦めるというのも手だろう。
Star CitizenはまだAlphaテストでゲームとして未完成だ。
四半期ごとのアップデートごとにちょっと遊ぶなら、スターター船でもなんとかなる。
こう割り切ってしまうのも選択肢の一つである。

追加でお金を払ってでも強い機体が欲しい

この時に使えるのがCross Chassis Upgrades (CCUs)である。
CCUsとは何かということはこちらを読んで欲しい。

 CCUsには、新しく機体を購入する場合と比べるとメリットデメリットがある。

メリット
  • 新しく買うより安く済む。
    既存の機体との差額を払うだけで済むので安くなる。
デメリット
  • アップグレード元の機体は使えなくなる。
  • Melt (溶か)した場合には、Buy BackにCCU Packageは戻らない。
  • →溶かしたものを再購入したい時にも、アップグレードしたものには戻せない。

基本的にスターター船は手元に残さなくてもいい場合が多いと思うので、CCUすることをおすすめする。

CCUするならどの機体がおすすめ?

前置きが長くなったがようやく本題である。
お金をいくらでも出していいなら強機体はいろいろあるが、最低限の出費にしたいという場合に最もおすすめできるのが…

Avenger Titan (機体価格$50)

https://robertsspaceindustries.com/media/4hyrf4v6ju2tpr/tavern_upload_small/Avenger-Titan-New-To-32-Small-Freighter-Ship_preview.jpeg

それがこの機体 Avenger Titan (アヴェンジャー・タイタン)だ。
Aurora MRからは$25、Mustang Alphaからなら$20でCCUできる。

武装

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  • 2 × Size 3 (Wing)
  • 1 × Size 4 (Nose)
  • 2 × Size 3 Missile Rack

 翼に2×Size3のハードポイント、機首に1×Size4のハードポイントを持つ。
初期装備ではGimbal(可動式/ジンバル)に変換するマウントを介して、Size2のレーザーリピーターとSize3のガトリングガンを装備。火力的には小型機を相手にするなら困らないだろう。
キーボードとマウス操作ではGimbalのほうが当てやすいので、かなり使いやすい。
その他ミサイルを2×Size3ミサイルラックにSize2ミサイルを合計4発装備。Size2ミサイルは標準的なミサイルでそこそこの火力が出るだろう。

防御

AuroraやMustangより機体の耐久力が高く、シールドもより強力。

機動力

SCM*1で260m/s、AFB*2 1115m/sとMustang Alphaとほぼ同じ速度が出せる。
旋回性能も劣ることはないので、格闘戦もこなせるだろう。

輸送力

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Aurora MRやMustang Alphaを上回る 8 SCU*3の積載量がある。後部ランプから乗りこむことで手荷物を持ち込むことも可能。サイズ的に車両は搭載不可能。

その他の装備

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寝ることでその場での安全なセーブとログアウトを可能にするベッドが一つある。

このように戦闘から貨物輸送までこなせるマルチロール機なので、ソロプレイにはおすすめである。

*1:Standard Combat Mode

*2:Afterburner

*3:Standard Cargo Unit/標準コンテナ